いざモスクワへ飛行機に乗ることになって

2015年8月、成田空港で合流したKパンとモスクワへ。初めてのJL国際線。旅先はヨーロッパが多いKパンとアジアが多い紀猫、モスクワに到着した時のつぶやきがそれぞれ「ヨーロッパとは少しちゃうわー」と「アジア脱出したわー」でした。ロシアはロシア、ヨーロッパでもアジアでもなくカテゴリーは別モノ、全てがロシアンです。

 

国土が広いロシア、あちらこちらが広々としていて滞在中の5日間、靴裏がベローンと剥がれるほど歩きました。旅先でとにかく歩き回るのはいつものこと、でもこの時は本当に歩き過ぎて「足が」棒になるんじゃなくて、「腰が」棒になってしまい、、、

 

腰が曲がらなくなりました。帰りの飛行機に乗る頃にはもう座席に座っていられませんでした。ベルト着用サインが消えるやいなや痛みに耐えられなくて立ち上がり、そのまま立ってるのも変なので通路を行ったり来たり、そのまま行ったり来たりを続けているのも変なので、どうしようかな、トイレ入口横の壁にもたれかかっていました。

 

ニャー疲れた、眠い眠い。壁に寄りかかって立ったまま寝ていました。揺れる機内の振動でフッと目覚めた時、キャビンアテンダントさんがこちらの様子を伺っているのを感じました。不審者だと思われてる?マークされてる様子。

 

お手洗い、ご使用になられますか?どうぞ、空いております。と、丁寧に促されました。えと、あの、痛くて席に座っていられなくて、腰が痛くて、痛くて腰が曲がらなくて、それで立ってるんです、ここで。

 

痛いことをまず伝えようと慌てて痛くてを連発、こんな説明でも理解してもらえる、よかった日系航空会社で。それでは横になられますか?と聞かれて、こちらの方が理解に苦しみました。横になるって?横になれるんですか?

 

もしかして特別室があるのか?!と淡い期待を抱きました。ファーストクラスとか?ビジネスクラスもシートがベッドのようになるのを経験してますから、すぐに勘を取り戻すことができますけど?(ソウル紀猫一匹旅12)。さぁ、どこにでも案内してください!この腰が曲がらなくて痛みに耐えられない紀猫を横にならせてください!!

 

案内されたのは機内最後尾のギャレでした。ちょっと狭いんですけど、ここでよろしければ、お布団敷きますね、少々お待ちください、と。何処からともなく登場する布団、さすが日系キャリア!いやいや、こんな所で布団に横になるのもなんですが!

 

お薬は、お持ちですか?首を振る紀猫に市販薬の痛み止めでよければ、と白い錠剤が差し出されました。受け取ろうと手を伸ばして身体を傾けた瞬間、激痛が走って顔をしかめてしまいました。すると錠剤を口元まで運んで唇の上にのせたあと、すかさず水の入った紙コップを近づけて飲ませようとしてくれる乗務員さん。いいんですか?こんなことしていただいて?!ドキドキ💗乗務員さん、めっちゃキレイやし、惚れてまうやろ。

 

今まで日系なら青い乗務員さんが好みでしたが、赤い乗務員さんもナース要素が入ってくるとドキドキ💗たまりませんニャー😻よかったら一緒にお布団に入りません?しかし何処から出てきたんや?この布団は(※)??

 

【紀猫デリNORINECOまとめ】

「いざモスクワへ飛行機に乗ることになって」モスクワ最高!しばらくは出来事を回想することにします。腰がエライコッチャになって持ち慣れないスーツケースを運ぶのもキツかった等、腰痛ネタは今回限りにしたいです。

(※)機内にクルーバンクという乗務員仮眠室があって布団が置いてあるらしいです。わざわざ運んで貸してもらえるなんて💗