こんにちはキジトラ猫チャペルちゃん

2015年10月、里親になって保護猫団体から譲り受けたチャトラ仔猫♂が紀猫デリカテッセン2代目料理長に就任しました。ミイル兄貴を凌ぐヤンチャぶりでうちでは初めてのカーテン登りをする猫様、新参猫のくせに生意気にも先住のキジトラ爺猫にいきなり飛びかかって仔猫パンチをあびせました。

 

紀猫はちょうど精神的にダウンしていたところだったので、有り余るほど元気な仔猫に出会えて幸運が舞い込んできたようでした。無邪気なチャペルちゃん、無邪気って罪ね、癒やしもするけど傷つけもする両刃のイノセント。紀猫も仔猫パンチ連打をくらって引っかき傷を被るも、にゃー可愛いのねんと格好をくずしていました。

 

モスクワで出会った猫様は美猫でした。モフモフ系の白猫ベースにロシアンブルー混じりの毛色でオメメがブルー。まさか野良猫じゃないよね?優雅に歩く姿が気高くて近寄りがたかったけど、近寄って許可なく抱き抱えたら迷惑がられました。美しいロシアン白猫ちゃん、美猫って損ね、惹きつけもするけど、遠ざけもする氷冷のビューティー。美しい猫には3日で嫌われそうだけど、こちらも美猫には3日で飽きるのか?(飽きないと思う。)

 

ところで紀猫デリを初回からご利用いただいてるお客様には必要のない説明ですが、紀猫デリには以前エスニック料理コーナーがありました。料理をすると猫たちが余計な手伝い、つまり邪魔をするのに敬意をはらって、当時年長だった白猫チロルを「料理長」に任命したのです。

 

2代目料理長、チャトラ猫チャペルは野生本能旺盛でハンター能力が抜群、うちでは初めてのネズミ捕りをする猫様でした。気ままにフラッと外出してはセッセとネズミをくわえて帰ってきました。狩猟成果はネズミのみならず、コウモリ、ヘビ、スズメ、ハト、、、次第に狩りの腕を上げていきました。紀猫デリ、料理長が勝手にジビエ料理はじめました。やめてー!!

 

紀猫がロシア料理で再現してみたのはボルシチです。本場ボルシチはとてもキレイな赤紫色のスープでした。サワークリームが溶けると絶妙に酸味が増すのに味全体はコクがまろやかになるのが不思議でした。さすが世界3大スープですニャ。トムヤンクンと同じくらい好きになりました😋

 

そういうわけで家でも再現してみたのですが、輸入食材店で手に入る「ボルシチの素」ではキレイな赤紫色にはならず、茶色がかった残念な色になってしまいました。味も残念、ちょっと違うにゃー。高級スーパーでビーツ(赤かぶ)と、わざわざサワークリームも買って作ってみました。色は近づいたものの、やっぱり味がちょっと違うんにゃー。

 

【紀猫デリNORINECOまとめ】

独断と偏見ですがネコはガチャ猫に限ります(ΦωΦ)。特にうちのガチャガチャ猫たちは激カワ。もし保護ロシアン猫がうちの子になったら、、、名前はボルシチルにします。通称ボルル。