タイム

大阪なんばTOHOシネマズ別館に行きました。
 
それがもう古い話で、、、春休み
記念すべきミナミで初めての映画やったのに、すっかり忘れてた
 
観たのは「タイム」です。
人間の基本寿命が25歳。25歳を過ぎると、時間を稼ぎつつ、蓄えた時間を食いつぶして生きていくことになり、
時間貧乏人はライフタイム維持に必死になる一方、時間大富豪は永遠の寿命を手に入れることができる、という話。
 
おもしろい設定なのは、時間がライフタイムでもあり、カレンシーでもあるところ。
確かにTime is money. ではあるけれども、観念ではなく、実際に時間が貨幣価値を持ったら?
バスに乗ったら寿命が縮む。家賃を払ったら死んでしまう。
それって、あれ?なんか変なことになってる。
お金を使えば時間が節約できて、時間を使えばお金を節約できる、という関係が崩れた世界なのです。
 
よって、時間至上主義。時間こそすべて。
なのに、時間の管理がちょっと甘いな、というのがツッコミどころ。
だって腕に時計(ブレスレット?)してて、他人と時計を接触させるだけで時間をあげたり、もらったり。
そんな簡単に、命なる時間をあげたりもらったりするの?あれ?
そこんとこ、もうちょっとなんとかならんかにゃ~とは思いましたが、発想は面白い映画だと思いました。