演奏会をモグラ猫ライクに開催することにしてみた

2017年5月、前々回(→2017年3月)に疑問文で終わってしもうたやつ、、、非常事態が起こらないとは言い切れない、でもおそらくは起こらないだろう職務に尽力できるか?壊れた小脳ではないアタマの片隅で紀猫は考え続けていました。結論はNO🙅

 

ただし危機が起こらないことを前提にしながらも起こってしまう確率が実際には高い職務であれば尽力できると思います。なるべく起こらないようにコントロールすることにやりがいを感じると思います。

 

例えば医療従事者であればあらゆる職業の中で一番失敗できない、人の命を落とすことがあってはいけない職業だから、特に司令塔であるドクターは最悪の事態を起こさないように最善を尽くしておられますね。落とし前をつけるキーパー職の『結』の前にイノベイター職の『転』も必要ですね。

 

職業には起・承・転・結の業務性質がそれぞれにあるんにゃ〜例えば紀猫が従事する業務は『承』。ただひたすら目の前の出来事に向き合って切り盛りしていることが多いファシリテーターです。『承』の前後にあるクリエイターの『起』要素、イノベイターの『転』要素も少しはあります。

 

起きるか起きないかの不定に備えることができるのはキーパー職の達人なのかなという結論にとりあえず至りました。サッカーのゴールキーパーみたいにいつ来るか来ないかわからないボールを想定して待機、そういう『結』に専念する類は紀猫には務まらないニャ。

 

自分なりに答えを得たのはピアノを弾いていた最中でした。ニャ!そういうことニャ!と私の小さいアタマのどこかにヒラメキ💡が降ってきて先の疑問文に答えが生まれました。

 

ゴールデンウィークにピアノを久しぶりに弾きまくっていました。理由は大学時代の仲間2人とコンサートを開催することになったからなのでした。関東組の2人とは時折お茶したりお食事したりで卒業後20年弱、ピアノ練習にまつわる話題が年々酷いことになっていました。

 

最近ピアノ弾いたのいつ?

紀猫「いつだったんかね…覚えとらんね。ピアノ弾く以前にピアノを見た記憶が最近ないんだわ。もし家に泥棒が入ってピアノが盗まれたとしても気づかんかもしらんわ。」(かつては毎日の練習が当たり前やったのに、これはヒドイな!)

 

1人は仕事で音楽をやっていて、もう1人は趣味時々仕事で音楽に関わっていて、ほぼ100%音楽から離れている紀猫ほどは酷くないものの「ピアノ」となると気安くはなれないと皆が感じているのでした。

 

ピアノを本格的にやっていた人からすると、ピアノプレーヤーの現役引退はヤの世界から足を洗うのと同じ、もう指は切り落としたと思わなければ許されないと思ってしまうのです。

 

楽器の種類に優劣はないけれどピアノは他のどの楽器プレーヤーよりも最上位、バラモン的な存在だと私は認識しています。自分がプレーヤーだった頃は全然そんなふうには思っていませんでした。辞めてからそう思うようになったのはピアノを離れると時間が増えることがわかったからです。

 

いかにピアノ練習に時間を費やしていたことか。小さい頃から続けているとピアノの練習が当たり前すぎて気づいていませんでした。ピアノ練習に充てた莫大な時間は戻ってはきません。それだけにピアノ現役プレーヤーを辞めないで続けておられる方には畏敬の念を抱きます。

 

そういうわけですから、ここいらでちょっとまたピアノ弾いてみましょうかニャというのはこっそり穴に潜って隠れてやらなきゃいけないような気後れが内心あります。モグラ猫に化ける必要があるわけですニャ。

 

演奏会は8月に開催することになりました。ひとまず会場の手配は済んだのであとは演奏曲目を決めてプログラム作成。ニャァ、何を弾こうかにゃーん?

 

紀猫といえばドビュッシーでしょ!ドビュッシー弾いてたイメージしかないじゃんね!!

 

2人が口を揃えてドビュッシー推しでしたがウーニャ🤔、、、チョト待てニャァ、モグラ猫になりながら保留して来月に続きます。

 

【紀猫デリNORINECOまとめ】

「演奏会をモグラ猫ライクに開催することにしてみた」やってみたシリーズ第3弾、計らずもシリーズ化。オバニャンモグラ猫、やりたい放題、自由に伴う責任は負いつつ。