ドジでノロマな猫がスチュワーデス物語をやってみた(コルセット付)

2017年3月、アジア系キャリアのCA研修に参加するため♪飛んでクアラルンプールー♪(イスタンブールとちゃうちゃう)

 

CAとは何ぞや!?

ネコCats' アシスタントとちゃうちゃう、キャビンアテンダントですねん。スチュワーデスちゅうやつですねん。スチュワーデスちゃうやろ?そらオカシーデスやろ?ええ、ご指摘の通りでございます🙀

 

クアラルンプール郊外の宿泊施設完備の研修センターで丸々3日間、大昔にドラマで見たスチュワーデス物語の世界を体験させていただきました。

 

教官っ!私はドジでノロマな猫です!

(^~^;)ゞ

初々しくいきたいところなのに見た目はどうしてもチーフパーサーの貫禄、そらアカンやろギルティーやろ。せめてご迷惑はおかけするまいと真面目に研修を受けました。

 

CAさんは保安要員として緊急事態に備えてハードな訓練をされているのですニャ。しかしながら通常業務の大半は接客サービスで、緊急事態は98%起こらないとして目の前の乗客の挙動に気を配っておられるのです。

 

ニャるほどw(°o°)w

これで長年の謎が解けました。別キャリアで「お水ください。」とお願いしたときのこと、私のリクエストにCAさんが眉間にシワを寄せて無言で立ち去り、また無言でやって来てコップに入った水を置き逃げした顛末には今なおモヤッとし続けていたのニャ。

 

業務への準備性と実際の業務性質とに乖離が大きいからなのでしょう。CAさんは万一の事態に備えて臨戦態勢でいるのに「お水ください」だけじゃ拍子抜けなんかいの。「あとは機長を呼べ」なんておふざけリクエストしてもええんかいの。

 

本来の保安業務が発生する確率が2%あっても、残りの確率98%で緊急事態にはならない時には人としてのホスピタリティが必須ですよね。緊急回避訓練を本陣としながらも接客サービス業務の研修強化が通常業務をするうえでは報われる気がしました。

 

勝手な想像ながらCAさんの抱える葛藤、、、

緊急事態を乗り切るプロフェッショナルとして訓練には全力を出すけれど、その成果が生かされる可能性は限りなくゼロに近いほうがいい。非常事態には絶対になって欲しくないのだから、必死の訓練が役に立たなくていいのよね、、、

 

たとえ僅かな可能性でも最大限の備えをする防犯・防災関連の職種ならではの特殊性ですね。ここで貴方に質問なのですが、、、貴方は絶対に起こらないとは言い切れない、でもおそらくは起こらないだろうことに全力を注ぐことができますか?

 

【紀猫デリNORINECOまとめ】

「ドジでノロマな猫がスチュワーデス物語をやってみた」結論。機内ワゴンサービスのワゴン重い!狭い通路でコレを押しながら歩くのは腰への負担大!もしこの仕事をしていたら、きっと長くは続かなかったはず。いい経験をさせていただきました。


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